冷え性予防には、お風呂がなんといっても効果的。
一人暮らしの方は、面倒だからとシャワーだけで済ませていることも多いのではないでしょうか?
でも、湯船にお湯をはって、入浴することで、体があたたまって冷え性も改善されていきますから、ぜひ入浴はしていただきたいです。
お風呂の健康効果は、体を温めるだけではありません。
冷たくなり、収縮した毛細血管を広げて、血行を促進してくれます。
それが冷え性を改善させてくれるのです。
冷え性改善に役立つお風呂の入り方をご紹介します。
★温度と熱さを調節する
寒いときは、熱いお風呂に入りたくなるものです。
しかし、冷え性なのに熱いお風呂にはいってしまうのは、逆効果。
お湯が熱いので、長い間入っていることができないので、皮膚を温めることができません。
そのときは暑いですが、すぐに湯冷めしてしまいます。
ちょっとぬるめの40度前後の熱さのお風呂に入るのが、冷え性の改善には効果的です。
★入浴剤を活用する
ただお湯につかるだけでは、飽きてしまうものです。
そこで、入浴剤を入れてみることで、楽しみが増えます。
入浴剤には、いろいろな効果があるので、選ぶのも使うのも楽しいですね。
みかんの皮、レモンなどをお湯につけて入ってみるのもおすすめです。
みかんやレモンの皮には、保温効果があるので、冷え性改善に役立ちます。
お酒やお酢を入れる、という方法もあります。
お酒やお酢には、毛穴の脂肪、老廃物を溶かし出す作用があるのです。
お酒やお酢を入れたお風呂に入ると、新陳代謝を高めてくれます。
体がポカポカしてきますよ。
最近人気の、発汗作用のあるゲルマニウム温浴ボールを入れてみるのもおすすめ。
いろいろなものを活用して、お風呂タイムを冷え性改善に役立てましょう。
★足湯してみる
でも、忙しくてゆっくりお風呂につかる時間はないの・・・という方、足湯だけでも試してみる価値はあります。
足湯は42度~32度の、ちょっと熱いかなという程度の温度にして、入るのがおすすめ。
足だけでもけっこう温まるものです。
冷え性には、半身浴がおすすめです。
半身浴とは、体の上半身をお湯から出して入る入浴法のことを言います。
湯船に下半身だけつけて、心臓から遠い下半身を、長時間、ゆっくりと温めることができます。
血液の流れがよくなり、めぐるようになってきます。
血液が全身を循環するようになり、体が温まっていくのです。
★温冷交代にする
熱いお湯に入るのは、あまりよくありません。
でも、何回かに分けて、熱いお湯に入るのならば、冷え性改善にも役立ちます。
まず、熱いお湯にしっかり入ります。
それから湯船を出ます。
そしてすぐに、冷たい足を手にかけます。
これを5回繰り返すのです。
熱いお湯につかる、冷たい水を手にかける、熱いお湯につかる・・・という風に、5回です。
こうすると、熱を吸収した血管が、冷水をかけることにより収縮し、熱を閉じ込め、温かさが保たれるようになります。