慢性的に冷えていると、新陳の不調を引き起こしてしまうことがあります。
頭痛がしたり、月経痛がひどくなったり。
花粉症の症状がひどくなったり。
疲れやすくもなります。
そうなるとますますつらくなりますよね。
自分の生活を見直してみましょう。
冷えやすい生活を続けているのなら、その冷えを改善して、体を温めることで、花粉症の症状が緩和されていくかもしれません。
私たちが何気なく食べる、食事も、冷え性の原因になることがあります。
以下のことが当てはまるときは、食事による「冷え」が起きている可能性があります。
★朝ごはんは食べない
忙しい朝は、ついつい食事を抜いてしまいがちですね。
でも、朝ごはんを抜くと、体温があがらず、低体温になりやすくなります。
血液もめぐりにくくなり、体は冷えやすくなります。
★体を冷やす食べ物を耐えている
食べ物には、体を温める「陽性」の食べ物と、体を冷やす「陰性」の食べ物があります。
夏が旬の食べ物は、体を冷やす陰性の性質があります。
反対に冬が旬の食べ物は、体を温める作用があります。
昔の人達は、その土地で、季節にとれるものを食事として食べてきました。
でも最近は、季節を問わずに何でも食べられるので、冷えるべきでない時に、冷えやすくする食べ物を食べている恐れがあるのです。
冷えやすい食べ物には、以下があります。
・トマト・レタス・キュウリ・ほうれん草
これらは夏に収穫される食べ物です。
生野菜サラダはおいしいですが、こういうものを食べていると、冷えてしまいます。
とくに冷え性の方は食べすぎに注意しましょう。
熱を通すと陽性に近づきます。
なるべく野菜は生ではなく、火を通して食べるようにしましょう。
・マンゴー・バナナ・パイナップル
南の国の食べ物、夏に収穫される食べ物です。
こういうものも体を冷やします。おいしいですが・・・。
ビタミンが豊富なので、美容のためにとつい食べてしまいますが、これが冷え性につながり、ひいては花粉症の症状の悪化にもつながってしまうので、食べすぎはいけません。
・コーヒー
コーヒーって、南国の食べ物です。
だから飲むと、体を冷やすといわれています。
1日に何杯も飲んでいるようなら、量を減らすといいですね。
・緑茶
お茶は、発酵させると体を温めるといわれていますが、緑茶は発酵させていません。
だから、体を冷やしてしまうんです。
カテキンが含まれていて、体に良い面もある飲み物ですが、花粉症の時期は、控えたほうがよさそうです。
・白砂糖・白パン
精白された食べ物は体を冷やすといわれています。
摂りすぎないように。
いつもは何気なく食卓に上っている食べ物ばかりです。
でも、知らず知らずのうちに、あなたの体を冷やしているかもしれませんよ。
冷え性の方で、こういうものを好んで食べているようなら、量を調節してみるといいですよ。