梅雨のだるさは自律神経の乱れにあり

季節によって体調が変化した経験はありませんか?
特に風邪を引いたわけでもないのに、だるさや疲労感、頭痛など様々な体の不調が表れやすくなるときがあります。
実は、季節による不調には、自律神経の働きが影響しているんですよ。

★自律神経は季節の影響を大きく受ける
自律神経は外部の変化から体を守り、体内を一定の状態にコントロールする働きがあります。

外部の変化の一つに、気候の変化があります。
気温や気圧、湿度など日本は季節によって気候が大きく変わりますよね。
そのため、季節が変化するごとに自律神経はフル稼動して、体の中をコントロールしなければならなくなります。

特に季節の変わり目は、1日の中でも温度が大きく変わるなど、環境の変化が大きくなります。
そのため、自律神経が働きすぎで疲れきってしまい、正常に働けなくなり、様々な体の不調が起きてしまうのです。

★梅雨のだるさは自律神経の乱れが原因かも
梅雨は一年の中でも、体調が悪くなりやすい時期です。
6月の梅雨の時期は、ちょうど春から夏への季節の変わり目になります。

梅雨になると、体がだるくなって何もする気になれない日も多いですよね。
この梅雨のだるさの原因の一つに、自律神経の乱れが考えられます。
梅雨は、1年の中でも自律神経が乱れやすい季節にあたるのです。

★梅雨の時期は心身へのストレスが多い

梅雨の時期に自律神経が乱れやすくなるのは、心身へのストレスが多くなるからです。
それは、梅雨特有の気候が大きく影響しています。

・雨と晴れ間の温度変化が激しい

梅雨の時期の特徴といえば、長く続く雨です。
雨が降り続いている時期は、1日の温度差はあまりありませんが、肌寒く感じるくらい冷えることも多くなります。

一方で、梅雨晴れと呼ばれるように、梅雨の合間に晴れになると、気温がグンと高くなります。

この雨の日と晴れの日の温度の大きな変化に自律神経が対応しきれなくなると、自律神経が乱れて不調を引き起こしてしまうのです。

・日照時間が短い
梅雨で雨が長く続くと、日照時間はもちろん短くなります。
一部の地域を除いて梅雨は1年の中でも日照時間が短くなる時期なんですよ。

自律神経は、25時間でリズムをとっている体の中を、環境に合わせて24時間に修正する働きがあります。
そして、体内のリズムを24時間に修正するときに利用されているのが、日光です。

梅雨の時期になってなかなか日光を浴びることができなくなると、自律神経が体内のリズムをコントロールできなくなり、正常に働けなくなってしまうのです。

梅雨の時期は、積極的に日光を浴びるようにしてくださいね。

・湿度が高い
梅雨の特徴といえば、湿度の高さです。
じめじめとした不快感はそれだけで、心身のストレスになりますよね。

また、梅雨で湿気が多くなると、汗による体温の調節が難しくなります。
梅雨の時期は、体温調節が難しくなるため、熱が体にこもって、熱中症にもなりやすいんですよ。

自律神経は、汗を出す量をコントロールすることで体温を調節しています。
そのため、湿度が高くなって汗による体温調節が上手くできなくなると、自律神経は体温を調整するために働きっぱなしになります。
すると、自律神経がオーバーワークで疲弊して、正常に働けなくなるのです。

梅雨の時期は、除湿機能などを上手く使って湿気対策することも大切なんですよ。

★梅雨の時期はリフレッシュ習慣をつけよう

梅雨の時期にだるさや頭痛などの不調を感じた場合は、自律神経が乱れている可能性を疑ってみましょう。

梅雨の時期に体調不良を起こさないためには、リフレッシュする習慣をつけて心身へのストレスを和らげることが大切です。

特におすすめの方法が、ぬるま湯での入浴です。
40度くらいのお湯で入浴することで、心身をリフレッシュさせることができますよ。

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