アンチエイジングに役立つ食材を買ってきたら、その調理法も、アンチエイジングに役立つやり方で行いましょう。
食材の調理法は、食材ごとに違いますので、それぞれに適した調理法がおすすめです。
★水溶性ビタミンを含む食材の調理法
水溶性ビタミンは、水に溶けやすいので、さっと洗って汚れを落とし、生で食べるのがおすすめ。
水にさらしすぎるとビタミンが溶け出してしまいます。
流水で汚れを落とし、水切りをして、適当な大きさに切って食べましょう。
★脂溶性ビタミンを含む食材の調理法
油でいためたり、とろみをつけたりして食べましょう。
吸収が良くなります。傷め脂は少なめにするのも忘れずに。
脂は、ごま油やオリーブオイルがおすすめです。
さっと炒めて食べましょう。
★魚油を含む食材の調理法
焼いたり揚げたりすると、魚油(DHA、EPA)が流れ落ちて行ってしまいます。
煮物や刺身にして食べるようにしましょう。
鮭缶は、骨まで食べられるのでおすすめ。
魚油はもちろん、カルシウムも摂取できます。
ただし、しょうゆやみそで煮る時は、塩分を控えめにするようにしましょう。
酢の物にして、酸味を効かせて食べるのもいいですね。
その際、二度揚げや二度焼き、電子レンジの使い過ぎには注意。
何度も過熱すると、食品に含まれる油が変質して、体にダメージを与えると言われています。
なるべく、調理したらすぐに食べるようにしたいですね。
★だしとハーブの使い方
アンチエイジングのためには、なるべく塩分控えめにしたいもの。
そのために、使いたいのが、だしとハーブです。
かつおや昆布、しいたけなど、だしがよく出る食材のうまみを借りて、味付けを工夫します。
ローズマリーやバジル、パセリ、タイム、ローリエなどのハーブも、塩分控えめにしたいときにおすすめ。
アンチエイジングに調理したら、次はアンチエイジングに盛り付けすると、さらに効果的です。
盛り付けや、食べる時の様子に気を配ることにより、料理の美味しさ、満足感が変わってきます。
「よし、この方法で調理を続けていこう」と思いやすくなるので、ぜひトライしてみてください。
★小皿で盛り付ける
自分の食べた量が分かるように、小皿に少しずつ盛り付けるようにしましょう。
種類が豊富で色とりどりの食べ物を少しずつ食べれば、栄養バランスがよく、アンチエイジング食材がきちんと取れているか、目安がわかるようになります。
ついなんとなく、だらだら食べてしまう、という食べ方は回避したいもの。
★塩分と脂肪分の多い調味料はしまっておく
薄味で調理しても、塩分と脂肪分の多い調味料がテーブルに乗ったままだと、つい使ってしまいがちになります。
塩、しょうゆ、みそ、ソース、タバスコ、ドレッシング、マヨネーズなどは、食事の時に食卓に出さないようにしましょう。
★食事風の会話を楽しむ
食事中に黙っていると、ついつい早食いになってしまいがちです。
おいしいとも感じられません。そこで、食事中は会話をしながら、ゆっくりと食べることをおすすめします。