筋肉を作るためには、筋肉のもとであるタンパク質を食べて、体の中で分解し、再びタンパク質に合成し直さなければなりません。
このタンパク質の分解と再合成に必要なのが、ビタミンB6です。
実は、ビタミンB6は食べ方に少し工夫が必要なんですよ。
そこで今回は、ビタミンB6の賢い食べ方についてお伝えします。
ポイント1 ビタミンB6はセットで食べる
ビタミンBはいくつか種類があります。
そして、様々な種類のビタミンBは協力し合って働いているんですよ。
そのため、ビタミンB6は1つでとるよりも、様々な種類のビタミンBとセットでとることで本来の効果を発揮します。
特にビタミンB2はビタミンB6の活性に関係するので、一緒に食べるようにしてくださいね。
ポイント2 ビタミンB6はこまめに食べる
ビタミンB6は、水に溶ける性質を持ったビタミンです。
そのため、一気に大量に食べても余計な分は尿と一緒に出ていってしまいます。
ビタミンB6を効率よく吸収するためにも、こまめに分けて食べるようにしましょう。
ポイント3 ビタミンB6はタンパク質と一緒に食べる
ビタミンB6は、タンパク質を分解して、使いやすいように加工する働きがあります。
そのため、ビタミンB6を上手に働かせるためには、タンパク質と一緒に食べるといいですよ。
ポイント4 ビタミンB6はスープも飲みほす
先程も書きましたが、ビタミンB6は水に溶ける性質があります。
そのため、野菜などから食べるときは水にさらしすぎないように注意してください。
また、スープにしたときは、スープに溶けてしまうので、スープごと飲みほすようにしましょう。
ポイント5 ビタミンB6サプリメントは食後に飲む
ビタミンB6をサプリメントでとるときは、食後に飲むことをおすすめします。
食後に飲むことで、吸収がゆっくりになり、より効率よくビタミンB6を取り入れることができますよ。
★腸内環境をきれいにすることも大切!
ビタミンB6は不足しないように食べることが大切です。
そして、もう1つ大切なのが、腸内環境です。
実は、ビタミンB6は腸内に住んでいる細菌によっても作られているんですよ。
腸内をきれいに保ってビタミンB6が作られやすい環境にしてくださいね。