中高年は自律神経の乱れに要注意

自律神経は普段の生活の仕方や環境に大きな影響を受けます。
しかし、中高年の方の中には、特に不規則な生活をしていないのに、体の不調を感じる方も多くいらっしゃいますよね。

実は、中高年になると自律神経が乱れやすくなってしまうのです。
自律神経は加齢にも大きく影響されるんですよ。

★年をとると副交感神経の働きが衰える
自律神経の中でもリラックスを担当している副交感神経は、働きが悪くなりやすいという特徴があります。
副交感神経は、加齢とともにどんどんと働きが低下してしまうのです。
そして、30代や40代の中高年は、副交感神経の働きが急速に悪化し始める年代にあたります。

★中高年は自律神経のバランスが崩れやすい
年とともに衰える副交感神経に対して、交感神経は加齢による影響をあまり受けません。

つまり、中高年以降では、副交感神経の働きは弱いのに、交感神経の働きは強いままという状態になってしまいます。

すると、副交感神経と交感神経のバランスが崩れて、様々な体調不良が表れ始めるのです。

★自律神経が乱れると体が老ける
さらに恐ろしいのは、自律神経が乱れると老化が進んでしまうということです。

自律神経の乱れが老化をすすめてしまうのは、「血流の悪化」と「胃腸の働きの悪化」が原因として挙げられます。

・血流の悪化で体が老ける仕組み
1. 加齢によって交感神経ばかりが強く働くようになる
2. 交感神経の働きによって血管が狭まり、血液の流れが悪くなる
3. 血流が悪くなると、細胞に栄養と酸素が届かなくなる
4. 栄養と酸素不足の細胞は働けなくなり、劣化する
5. 体全体の働きが悪くなって老化がすすむ

・胃腸の働きの悪化で体が老ける仕組み
1. 加齢によって交感神経ばかりが強く働くようになる
2. 交感神経の働きによって胃腸の動きが悪くなる
3. 便が上手く出せなくなって便秘になる
4. 腸内に溜まった毒素が、体中に回り始める
5. 毒素によって細胞が傷つき劣化する
6. 体全体の働きが悪くなって老化がすすむ


★中高年は意識的に副交感神経の働きを高めよう!

中高年の方が健康的に生活するためには、副交感神経の働きを高める対策が大切です。

中でもおすすめなのが、ウォーキングストレッチです。
ウォーキングやストレッチには、血液の流れをよくして、交感神経の働きで緊張した心と体をほぐす効果があります。

ウォーキングとストレッチを習慣にすることで、生活習慣病も防げますし、体力の維持にも役立ちます。
中高年こそ、適度な運動で気持ちのよい汗をかいてくださいね。

ただし、義務感に駆られた運動や激しい運動は、交感神経の働きを活発にして逆効果になるので注意してくださいね。

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